ぬーばプロジェクトは、ピザで被災地の子供たちに笑顔を届けたいという気持ちで活動しています。

静岡県伊東市『川奈臨海学園』さんを訪問して来ました。
ぬーばプロジェクト初の静岡県上陸です・・・
この施設は、社会福祉法人恩賜財団済生会が運営しており、『養護に欠け、健全な家庭生活を送れない子供たちが、集団生活をしながら特別支援学校や地域の幼稚園、小・中学校、高等学校に通いながら教育を受けることが出来る児童養護施設です』

２歳児から高校１年生までの６２名の子供さん達に対してのピザ作り体験です。
子供達は、私達が到着してから興味津津です。
『何処から来たのぉ？』下ごしらえをしていると『何をやってるのぉ？』
『車に乗ってもいい～？』『おじちゃん、一緒に遊ぼう～』と盛り上がっています。

今回のピザ作りの先生は、勝又シェフです。
彼は、子供達に教えるのは今日が初めてです。
ものすごーく緊張している様子が伝わって来ます・・・

普段、何気なくやっている事も、説明しながらだと、声も手も震えて
上手く行かない様子です・・・
それでも、子供達は楽しそうに、そして真剣な眼差しでピザを作っています。
自分で作ったピザは格別でしょ・・・

『おかわりちょーだぁ～い！』そんな声が溢れていました。
天気も良く、広い食堂もお借りできて、とても良い活動を行うことができました。

『伊東市は東京と名古屋の間にありますが、交通網の関係で、近くて遠い地域です。
なかなか、このような活動の人達が目を向けてくれないんですよ・・・
だから、今日は子供達は本当に楽しみにしていました。』
そんな言葉を施設長からいただきました。

この子たちが将来しっかりと羽ばたけるようなバックアップ体制を行政には望みます。
仕事をしたくても、部屋を借りたくても保証人が居ないからダメだ！
そんな現実もあるようです。
それって子供達が自立する事を邪魔している事だと私は思うのですが・・・